Q.子供が泣いて歯科にいくのをいやがるのですが?
A..小さい子供が泣いて怖がるのは当たり前のことです。
大人でも治療の椅子に座れば不安になる人も多いでしょう。
急性症状(痛みがひどい場合など)がある場合は家族の方に協力して頂いて痛みを取り除くように努力いたしますが、痛みがない場合はお子様の出来る範囲で治療をすすめていくと、不安もとりのぞかれることでしょう。お子様の目線でゆっくりと話をし、まず信頼関係をもてるようにつとめています。また、がんばったお子様には、プレゼントをさしあげています。おうちの方も治療が終わったらたくさんほめてあげて下さいね。プレゼントを楽しみに来院するお子様もいますよ。
Q.入れ歯は何年くらいもつのでしょうか?
A.通常は3〜5年くらいだと思われます。
入れ歯の状態にもよりますが、入れ歯そのものの変形や、年齢とともに徐々に歯茎がやせてきますので、自分では合っていると思っていても、残っている歯に過度の力が加わっている場合もありますので、定期的な受診をおすすめしています。
(入れ歯が普段と違うなとかんじられたら、受診してください)
Q.入れ歯ははずして寝た方がよいですか?
A.基本的には夜は寝る前に入れ歯をはずしよく水洗して、ふたつきの容器(丸タッパー等)にいれ、入れ歯がかくれるくらい十分に水をいれておきます。顎の関節の病気の方や部分入れ歯で上下の自分の歯がかみ合っていない方の場合は夜間も装着してもらい、顎の関節や自分の歯を守ってもらいます。そのかわり、夜、家でくつろいでいる時間帯(2〜3時間程度)に入れ歯をはずしてもらい顎の粘膜をやすめてもらいます。自分でよくわからない場合は主治医に聞いてみた方がよいでしょう。
特に小さい部分入れ歯を入れている方で、寝ているときも入れっぱなしの方がいますが、ごくまれに、寝ている間に入れ歯を飲み込むという事故が起きることがあるので注意してください。
Q.歯磨き以外に予防の方法にはどんなものがありますか?
A.一番の予防は上手に歯磨きすることですが、その他の予防としては
@フッ素洗口
フッ素は歯の表面を固くしてくれます。また初期のウ蝕(初期の虫歯)については歯の再生化をうながしてくれます。
Aキシリトール
お子様のおやつにはキシリトールが入ったお菓子がよいとおもわれますが、一度に多量に食べるとお腹がゆるくなることがあるので、注意が必要です。
この2つがご家庭でできる簡単な方法です。
歯科医院においては
@フッ素塗布
家庭で使うフッ素よりも高濃度のフッ素をきれいにした歯の表面に塗布します。2〜3ヶ月間隔で塗布するのがよいでしょう。
Aシーラント
シーラントとは乳歯や永久歯の奥歯の溝のところにレジンというものをつめて、
溝からの虫歯を防ぐもので歯をけずることはないのでお子様も安心して治療させてくれます。